治療方針
みなさん、歯科治療はこわくはありませんか?困ったときに困っているところのみを治療する安価で短期的に治療が終了するその場限りの対症療法を行うと、治療したばかりの歯がすぐだめになってしまう・口が開きにくい・顎ががくがくする・どこで噛んでいいか分からない、などの機能障害が結果として多発します。
大津歯科医院では今起きてしまった症状を治療するだけでなく、なぜそのような症状が発生してしまったかをしっかりと診査・診断し、審美的な回復はもちろんのこと、かみ合わせを最重要視し、患者さんの生涯の機能の安定を考えた治療計画を立て、安心・安全・快適な歯科治療を提供することを最大の目標にしております。
私達は、元日本歯科大学教授稲葉繁(IPSG最高顧問)の提唱するDas Beste Oder Nichts.(最善か無か)つまり、医療とはその時代を反映した最高の材料と最良の技術が患者様に反映されなければならない、という考えの下、治療を行っております。
本診療所は現在、ドイツおよびオーストリアの歯科医学を研究し、診療等の技術面や医療機器等の設備面について積極的に導入をしております。
各種検査のご説明
バランス検査・CADIAX・CT
顎関節症の治療をするために、まずは口腔内の様子や全身の筋肉の状態、必要に応じて顎関節の形状や動作を確認するための検査を行います。
これらの検査結果を活用し、今後の治療方針を決定します。
- 上下の模型を取り、上顎模型をkavoプロター7と言う咬合器にフェイスボウトランスファーして付着し、下顎模型を中心位にてkavoプロター7に付着します。そして噛み合わせが適切かどうかを調べ、咬合診断します。
- ブラックスチェッカーにより歯ぎしりの有無とそのパターンを調べます。この他、口腔内の細菌検査等も行います。
※赤いものがブラックスチェッカー
上の歯に着けたまま眠り、睡眠時の歯軋りを調べることが出来ます。
- 顎関節のCTを撮影することがあります。