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診療項目

インプラント治療とは

歯を失った部位の骨に人工の歯根(インプラント)を入れ、かぶせものをすることで、もとのような歯の機能や見た目を取り戻す治療法です。1本の歯を失った場合はもちろん、複数の歯を失った場合にも応用できます。

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歯を失った場合の治療法の比較

治療方法 img_implant01-01

インプラント

失った歯の場所にインプラント体とかぶせものを入れる。

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ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削り、かぶせものを入れる。

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健康保険の入れ歯

失った歯の両隣の歯にバネをかけて入れ歯を支える。

取り外し

インプラント

基本的には自分で外せない
(インプラントリーゲル等、取り外しができる治療法もあります)

ブリッジ

外せない

健康保険の入れ歯

自分で取り外して洗浄する。

力の配分イメージ

インプラント

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周りの歯への負担がない。

ブリッジ

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支えとなる歯を手入れをしないとむし歯や歯周病になりやすい。

健康保険の入れ歯

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隣の歯にバネをかけて入れ歯を支えてもらうため、バネをかける支えとなる歯へ負担は避けられない。

保険適応

インプラント

適応外

ブリッジ

適応

健康保険の入れ歯

適応

入れ歯とインプラントを組み合わせた治療法

たくさんの歯を失ってしまった場合には、インプラントを支えにして入れ歯を入れることがあります。入れ歯が歯ぐきにあたって痛くなってしまったり、外れてしまう心配はほとんどなく、自然に咬むことができます。取り外して洗浄できるので、お手入れは簡単です。健康保険は適応されません。
(インプラントを何本使用するかは顎の骨の状態により異なります)

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インプラント治療の流れ

  • 診査(問診・模型・CTレントゲン・血液検査など)詳しくはこちら

  • 診断

  • 治療計画のご提案

  • インプラント手術前クリーニング

  • インプラント手術

    インプラントを歯が失われてしまった部位に入れる手術(日帰り)を行います。
    その後、インプラントが骨と結合するまで3ヶ月前後、待ちます(骨の状態により変わります)。

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    結合するのを待つ期間は、仮歯を装着し、審美性・機能性を補います。

  • 型どりに向けての前処置

    3ヶ月前後経過したのち、骨とインプラントが結合したかを確認します。
    結合しているようであれば、歯ぐきのかたちを整える処置をします。

  • 型どり

    歯ぐきのかたちが整ったのち、インプラントのかぶせものをつくるための型をとります。

  • 完成

    かぶせものを入れ、かみ合わせの調整を行い、完成です。

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  • メインテナンス

    定期的にかみ合わせと、お手入れの方法を確認させていただきます。
    インプラントを末長く使っていただくために、とても重要です。
    定期的なメインテナンスにおこしいただいた場合のみ保証の対象となります。

インプラントの埋入手術は、東京歯科大学インプラント科臨床教授の飯島先生が主に担当します。詳しくはこちら

よくある質問(インプラント)

インプラントはどのようなものでできていますか?
大津歯科医院では、チタン製のインプラントを使用しています。チタンはすでに何十年も人工臓器の部品や骨プレートの材料として医学分野で使用されており、人体に対する拒絶反応もなく、その安全性は確立しています。またチタンは埋め込まれた周囲の骨と健全な生体結合を起こすことが知られており、この骨との結合を「オッセオインテグレーション」といいます。
自分の歯と同じように噛んだり食べたりすることが出来ますか?
はじめは自分の歯と比べると若干違和感がありますが、慣れてくると自分の歯のように何でも食べられるようになります。またインプラントに取り付ける人工の歯は、通常の歯を治療する材質と同じです。そのため食べたり、噛んだり、自然に笑ったりすることができます。また、入れ歯が安定しなくて困っている方の場合では、入れ歯の支えにインプラントを数本入れるだけでも安定が良くなり、噛み応えがあり、食事をさらに楽しむことができます。
どれくらいの期間を治療に必要とするのでしょう?
治療に要する期間は患者さんによって異なります。インプラントの種類や埋め込む部位、インプラントの本数によって治療計画が変わります。さらに虫歯や歯周病などがある場合はその治療もインプラント治療に先立って行われます。通常インプラントを入れる手術をしてから平均して4ヶ月ほどで被せ物が入ります。お口の中全体に複数本のインプラントを埋入する場合や骨を移植した場合にはもう少し期間がかかりますが、事前の治療計画にもとづいたおおよその治療期間をご説明し納得していただいた上で治療を開始いたしますのでご安心ください。
歯がない期間はどうしたらいいでしょうか?
保険と同等の入れ歯から、高級な仮歯まで多数のラインナップから選択して頂く事が可能です。遠慮なくスタッフまでご相談ください。
どれくらいの費用が必要になるのでしょう?また保証制度はありますか?
骨の状態や被せ物の種類などにより費用は変わりますが、CT撮影等の検査から最終的な被せ物までインプラント1本あたり約50万円位となっております。他院と比較すると高額と感じられるかもしれませんが、allways best choiceのコンセプトで最高品質なものを提供し、最長10年間の保証システムを設けています。治療計画の段階で詳細な見積書を提示させて頂き書面にて契約をさせて頂きます。ご不明な点があれば何なりとお聞きください。
インプラント埋入手術に痛みはありますか?
局所麻酔をしますので、手術中に痛みはほとんどありません。しかし、麻酔が効きにくい方、手術、麻酔と聞くだけで足が遠のいてしまう方、痛みや音、治療時間が気になってしまう方、お口の中を触られると吐き気がしてしまう方、そんな方には、静脈内鎮静法という方法との組み合わせをお勧めする場合もあります。これは、薬の点滴により半分眠ったような状態にしてから手術を行う方法です。この方法では、うとうとしている間に手術が終わり、体への負担を少なくすることができるので、高血圧症や狭心症などの内科的なご病気をお持ちの方にも有用な方法です。
手術前後の生活で、注意が必要なことはありますか?
まず手術前ですが、当日の体調を万全にすることを心がけましょう。手術した当日は、血液の循環が良くなるようなこと(激しい運動、長いお風呂、サウナ、飲酒など)はしないで下さい。痛みや腫れが強くなる可能性があります。また、タバコは傷の治りを悪くするため、しばらくは禁煙をお勧めします。一般的に翌日から日常の生活に戻れますので、仕事を長期に休む必要はありません。
インプラントはどれくらいもちますか?
これまでの研究によってインプラントは天然の歯とほとんど変わりなく長期間にわたって機能することが示されています。しかしインプラント自体に問題がなくても、それをとりまく骨や歯肉に炎症が起きますと、インプラントに影響が及ぶことがあります。そのためには毎日のケアや定期的な検査が必要になり、このケアと検査がきちんと行われるかどうかが、インプラントの寿命を大きく左右するのです。 大津歯科医院では毎日のケアと定期的な検査や歯科衛生士によるPMTCを行い、患者さんをサポートしています。
インプラント治療の成功率は?
インプラント治療が現在のような方法になってからまだ数十年ですが、その間にも材料の開発や臨床研究の成果により治療法は進化し続けており、インプラント治療は医療技術の中でも非常に成功率の高い治療です。一般的に10年以上のインプラント成功率は96%です。
インプラント治療がうまくいかないこともありますか?
インプラントを骨に埋め込む手術は小さな手術ですが、リスクが全く無いわけではありません。レントゲン画像診断のめざましい進歩により、インプラント手術中の血管や神経への損傷は極めて少なくなりました。 しかし、非常にまれなことですが、レントゲンには映らないような小さな血管や神経の枝により、予想外の出血や唇のしびれが出ることがあります。その場合でも速やかに処置を行えば、ほとんど大きな問題となることはありませんので、もし帰宅後に痛みや出血が続くような異常が認められた場合は、遠慮せずにすぐ当院に連絡し、処置をすることが重要です。 また、骨や健康の状態が良くない場合は、インプラントが骨につかずに抜けてしまうこともあります。その場合は、状況によりインプラントを取り外す可能性があります。
しかし、このような場合でも状態が良くなれば、再度インプラントを入れることができますので、ご安心してご相談ください。
治療後はどのようなメンテナンスが必要になりますか?
日々の手入れは、歯ブラシや電動歯ブラシを使う通常の歯みがきが中心です。ポイントは、歯と歯茎の境目です。ここに汚れがたまると、「インプラント周囲炎」という「インプラントの歯周病」になってしまい、せっかく入れたインプラントをダメにしてしまいます。インプラントの周りの歯茎は抵抗力が弱いため、日々の丁寧な歯みがきが重要です。また、歯科医院での定期検診とメンテナンスも必要です。一般的には、2~6ヵ月に1回の頻度で、毎日の歯みがきでは取りきれない汚れの掃除や、噛み合わせのチェックするプロフェッショナルケアが必要となります。もともと歯周病のあった方、タバコを吸う方、歯ぎしりの癖がある方は、特に注意が必要です。
タバコのリスクはありますか?
病長期的に見たインプラント成功率は、喫煙により低下するという報告があります。タバコのニコチンが血行を悪くし、細菌への抵抗力も低下させることと関連があります。そのため、大津歯科医院ではインプラントの保証期間を、喫煙される方は5年、非喫煙者の方は10年とさせていただいています。インプラントを長持ちさせるには、禁煙をおすすめします。
特に手術後は、傷を少しでも早く治すために手術前後1週間程度の禁煙が必要です。これを機に、是非とも節煙、禁煙を心がけましょう!
インプラントは咬み合わせにどのような影響を与えますか?
歯を喪失し咬み合わせが乱れることにより、歯や顎の関節の痛みや違和感、姿勢の歪み等、身体に様々な悪影響が出ます。歯を失った部分にインプラント治療を行い咬み合わせの改善を行うことにより正常な状態に近づけることが可能です。当院ではインプラントのみならず、矯正、冠を被せる際にも咬み合わせの精度を最重要視した治療を行うことにより、歯や顎の関節、姿勢(詳細はホームページの治療例をご覧ください)に負担がかからず患者様が快適な状態を得られるように心がけていますのでご安心ください。
病気治療中にインプラント治療は受けられますか?
病気の状態と、飲んでいる薬の種類によります。服用している薬がある場合は、先生が必要に応じて病気の主治医と連絡をとり、連携して治療計画を立てていきます。糖尿病や高血圧を治療中の方でも、数値に問題がなければインプラント治療は可能です。
そのほか、過去に大きな手術をしたことがある方や大病を患ったことがある方は、必ず事前に先生にご相談ください。
また、金属アレルギーがある方も申しでてください。また、妊娠中の方は出産後が望ましいです。
誰でもインプラント治療を受けることができますか?
成長期の若年者や高齢で全身疾患を持つ人をのぞけば、誰でもインプラント治療をうけることができます。インプラントを埋め込む顎の骨の量と性質が、インプラント治療の成否を決める重要な要素となるので、事前に綿密な検査を行なって診断します。大津歯科医院では骨の状態を精査するために最新型のCTスキャン装置を導入し、精度の高い検査を実施しています。この検査の結果に基づいて、最適なインプラント治療の計画を立て、十分に納得していただけるようご説明いたします。
インプラント治療は何歳でも可能ですか?
あごの骨成長が終わる頃、一般的には男女共に16歳以上なら治療可能とされています。また、インプラント治療自体に年齢の上限はありません。手術ができる健康状態の方、あごの骨に大きな問題のない方であれば、インプラント治療を受けることができます。
インプラント埋入に入院は必要ですか?
ほとんどの場合、入院の必要はありません。ただし、特に注意が必要な健康状態である場合は、入院設備のある大学病院を紹介する場合もあります。
事故やスポーツが原因で歯を失ってしまった時でもインプラントはできますか?
もちろん大丈夫です。事故やスポーツが原因の場合、周りの歯は傷ついてない場合が多いので、これらの歯を削らない、インプラント治療が第一選択となります。
人からインプラントをしていることがわかりますか?
人工歯の色や大きさ、形は周りの歯を元に、精密に製作しますので、ほとんど自分の歯と見分けがつきません。
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  • 審美(ホワイトニング)
  • 予防歯科(PMTC)
  • 顎関節症

茨城県守谷市の大津歯科医院では、歯科一般・インプラント・矯正歯科・審美歯科・顎関節症・小児歯科・予防歯科・口腔外科の治療を行っております。

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