大津歯科医院で非抜歯矯正治療を行なう理由
各々の歯には役割があります。 矯正のためによく抜歯される小臼歯は、顎関節を後方に誘導しない役目を果たしているとても大切な歯であり、抜歯をして矯正治療をすると一般的に歯並びのアーチが小さくなり、舌の活動範囲も狭くなります。そのためには健康な歯を一本でも抜歯することは好ましくないと考えております。 矯正治療の究極の目的は、審美の改善はもちろんのこと、各々の歯の昨日を考えた歯並びに矯正治療をすることで、長期的にみて歯や歯槽骨、筋肉にかかる負担を減らし、咬み合わせと顎関節の調和がとれると考えます。 当院では、審美のみならず、機能にも充分配慮した矯正治療を行なっています。 人が歯を使う時はいつでしょうか。食事の時はもちろんですが、実は眠っている時にこそ、人は歯と歯を思い切り擦り合わせるのです。 歯ぎしりの力に耐えうるしっかりした歯並び、咬み合わせでないと、その力によって歯の破折、歯槽骨の吸収、顎関節症、不眠、頭痛、肩こりなどの問題を起こしてしまいます。 |
矯正治療
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大津歯科医院では、基本的に中間歯(小臼歯)の抜歯は行なっておりません。その理由は、今生えている歯1本1本にはそれぞれ役割(機能)があり、その機能を最大限に活かしたいという思いがあるからです。そのため、現代人ではほとんど生えることの難しくなった親知らずの抜歯を通常行ないます。
親知らずの抜歯について
現代人の顎顔面骨格は昔と比べ小さくなって進化してきました。
しかしながら親知らずは退化せず、いまだに残り続けています。
小さくなった顎に無理やり親知らずが生えようとすると、前方の歯を押してしまいます。
その結果、親知らずを残したままにしておくとせっかく矯正治療が終わっても、再度歯列不正を呼び起こす可能性があり、それによって様々な機能障害を起こしてしまうことがあります。
当院ではそういった問題を未然に防ぐ為に、矯正治療の際には親知らずの抜歯を必ず行なっています。
抜歯による矯正
一般的に小臼歯の抜歯を行ない、矯正治療をするとA>Bになり、舌の可動域が狭くなる可能性が高いです。
顎関節等に症状が出ることも多く見受けられた為、当院では15年程前から小臼歯抜歯の矯正をしておりません。
別ページにて矯正症例も掲載しておりますので、是非ご覧ください。