大津歯科医院の治療

顎関節症の治療をするために、
まずは口腔内の様子や全身の筋肉の状態、
必要に応じて顎関節の形状や動作を確認するための検査を行います。
これらの検査結果を活用し、今後の治療方針を決定します。
※顎関節症の治療は大変難しく、検査・治療は全て自費となります。

上下の模型を取り、上顎模型をkavoプロター7と言う咬合器にフェイスボウトランスファーして付着し、下顎模型を中心位にてkavoプロター7に付着します。そして噛み合わせが適切かどうかを調べ、咬合診断します。

顎関節症治療イメージ 顎関節症治療イメージ
顎関節症治療イメージ 顎関節症治療イメージ

全身写真を撮り、体の正中(アライメント)と両肩、両腰、両膝が直交しているかどうかを調べます。また、噛み合わせに関係する筋群に緊張や痛みがあるかどうかを調べます。

顎関節症治療イメージ

ブラックスチェッカーにより歯ぎしりの有無とそのパターンを調べます。
※模型に装着させている赤いものがブラックスチェッカーです。上の歯に着けたまま眠り、睡眠時の歯軋りを調べることができます。この他、口腔内の細菌検査等も行います。

顎関節症治療イメージ

必要があればCADIAXにより下顎の三次元的な動きを調べます

顎関節症治療イメージ

「静脈内鎮静法」ってなんですか?

静脈内鎮静法は、歯科麻酔科医が鎮静薬や麻酔薬を点滴から注入して、
不安や恐怖心、緊張感を取り除き、リラックスした快適な状況で治療を受けていただく方法です。
全身麻酔と違って呼びかけに答えたり会話はできます。
鎮静中は完全に意識がなくなることはありませんが、
ウトウトして眠ったような状態で治療が気になりません。

  • お口の中の注射や治療のことを殆ど憶えていません。
  • 時間の長さをあまり感じません。
  • ショックなどを未然に防ぎます。
  • お口の中にものを入れると、すぐにオエッとなるのを防ぎます。
  • 歯科麻酔科医が常時監視しているので安心です。
  • リラックスしているので全身状態が安定し、持病が悪化するリスクを大きく下げます。
  • ショックなどを未然に防ぎます。

ただし、痛みを取る作用はないので、十分に局所麻酔を効かせることがとても重要ですが、
鎮静中はお口の中に麻酔の注射をしても憶えていないので安心です。
治療中は、適切な鎮静状態を維持するために、心電図や血圧計、酸素飽和度のモニターなどをもとに、
歯科麻酔科医が常時監視し適切に鎮静の深さを調節しています。
したがって持病の悪化や偶発症の発生を未然に防ぐことができます。
術者の先生は治療に専念できますからしっかり治療をしてもらえます。

どのようなときに有効なのですか?

  • 特にできない治療はありません。
  • 楽に治療を受けたいと思えば、どんな治療でもとても有効な方法です。
  • インプラント手術や抜歯などの外科治療といった、心身ともにストレスが大きい治療の場合には、ぜひお勧めです。
  • 治療時間が長くなる場合、時間の長さをあまり感じないのでとても有効です。
  • 長くお口を開け続けるのはとても苦しいものですが、楽に済みます。
  • 型を採ったり奥のほうの治療をする場合にも、苦しくなく楽に済みます。

最近では、リラックス診療、快適診療といった呼び方で次第に増えてきています。
日本歯科麻酔学会の報告では、静脈内鎮静法を受けた患者さんの実に約90%の方が、
次回の手術でも静脈内鎮静法を受けたいと回答をされています。

CTイメージ
CT詳細はこちら CTポスターイメージ01 CTポスターイメージ02 CTポスターイメージ03 CTポスターイメージ04
↑ページTOPへ