リーゲルとは、ドイツ語で閂(カンヌキ)のことで、これを維持装置として使っています。
義歯の中に小さな鍵がかかるようになっています。
鍵をしめると舌でさわってもわからないようになっているのでほとんど違和感がなく、ハリガネも見えません。
この鍵を開くと(手で簡単にあけることができます)すっと義歯を取り外すことができます。
寝る時に歯磨きをして、義歯も洗って、装着したままお休みになれます。
日本の義歯はクラスプといって針金を残っている歯にかけるものがほとんどです。
歯は噛む力の方向には強いですが、横にかかる力に対しては非常に弱いです。
クラスプは歯にバネをかけて横に揺らしてしまいます。そのため、歯がゆるみ歯周病と同じ症状で歯を失ってしまいます。
リーゲルテレスコープは残留歯すべてを固定して強くして歯を横に揺らさないようにすることができるため、
残っている歯を利用し、長持ちさせることが可能です。
外したいときにレバーを開くことにより外せて、口腔内を清掃しやすい状態にできる。 | |
普段は人前で絶対に外れる心配がない。 | |
一本の歯が抜歯になっても、修理しながら使える。 従がって、きちんと設計がなされれば修理しながら20年は使用できる。 |
インプラントができない方 (①恐怖感が強い方 ②残念ながら骨が無い方 ③全身疾患があって手術が困難な方)に有効な リーゲルテレスコープも取り入れております。 |
このシステムはドイツで120年もの伝統があり、
稲葉 繁先生が30年以上前にはじめて日本に紹介した非常に有効な義歯ではあるが、
製作するのが非常に難しいことと、初期費用が多くかかるため、
日本では残念ながらほとんど普及していませんが、
当院では現IPSG包括医療研究会代表である稲葉先生に
直接ご指導いただきながら積極的にこの治療法を取り入れており、
患者さんから高い評価を得ております。
治療例
コーヌスクローネについてのテキストが入ります。
テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト。
治療例
上下同時印象法による総義歯
当院では食べたいものが食べれて、口を開けて笑える、
そんな当たり前のことを皆様にしていただくための総入れ歯を
稲葉教授考案の「上下顎同時印象法」にて作っております。
ドイツ製KAVOの咬合器での診断、上下印象法などの新システムにより、
患者様の身体にとって総合的に理想的なバランスを保ち安定し続ける総義歯です。
上下同時印象を行い、顎骨・適切な顎位置・口腔周囲の筋肉・舌のスペースを記録。
その記録を利用して、かつて歯があった位置に人口歯を配列
義歯外形が左右対称で口腔周囲筋肉に対応した義歯が出来ます。
製作例
歯肉に当たって痛い部分を削っていった結果、下の義歯は非常に小さく短くなってしまった |
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※入れ歯安定剤が付着している |